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発毛、育毛　　ホームケア　No.11

ホームケア　スカルプケア

次は、スカルプケアについてお伝えします。

『発毛にとって乾燥対策は必要か？』のコラム
と重複しますが、
ここでもう一度説明していきます。

スカルプケア

１。カラーとかパーマはしない
２。シャンプー、トリートメント
３。ドライ方法
４。日焼け、埃、など外的刺激
５。育毛剤と頭皮マッサージ
この５つをわかりやすく説明しましょう！

皆さんは、何故薄毛や細げで悩んでいる方に、スカルプケアが必要と思いますか？
当たり前のようですが、
『正しいスカルプケアをする』事が、育毛、発毛にとってすごく重要になります。

まず説明する前に、日本人の頭皮や髪はどうなっているのか説明します。

　日本人の頭皮

頭皮はどうなっているの？

ではまず頭の皮膚の構造について簡単に説明しますね。
皮膚は、皮下組織、真皮、表皮の３層に分かれています。

皮下組織と筋肉の間の血管を通して、真皮層の毛球に栄養が運ばれ、
元気な太い髪を育てています。
真皮層の線維芽細胞にしっかり栄養を与える事で
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を維持し、お肌の弾力や潤いを保っています。

それから、表皮の一番下にある基底層の表皮幹細胞を元気にして、
角化細胞や色素細胞を正常に保ちます。
皮膚は、外部からの刺激や細菌などから体を守り、
体温調整に深く関わり、老廃物を排泄して、
尚且つ髪の毛まで育ててくれるスーパーな臓器です！

頭には筋肉はあるの？

頭には、前頭筋、側頭筋、後頭筋の３つの筋肉がありますが、
頭のハチから上には筋肉が無く、
頭頂部には毛細血管しか通っていませんので、
身体の中からと外からの両面で、血行を良くして、皮膚を常に良い状態にする事が必要です。

日本人って海外の人とは違うの？

日本人の肌の特徴も理解しておいた方が良いでしょう。
欧米人と比べ、表皮が薄く、皮下組織と真皮が厚いと言われています。
日本の気候は、湿度が高く穏やかな気候です。
気温の変化があり、多湿な日本の気候にマッチした皮膚組織と言えます。
（今はだいぶ温暖化や生活環境が変わってきていますが）。

欧米の気候は、乾燥していて気温が低かったようです（こちらも大分違ってきていますが）。
表皮が厚いと乾燥や紫外線から体を守る事ができます。
湿度の多い日本では、細菌から体を守る為に、
真皮や皮下組織が厚くなったと言われています。
日本人の肌は、きめ細やかで美しいのはこのせいなのでしょうね。
但し現在では、紫外線量が増え、一年中エアコンを使い、
常に乾燥している生活環境に変わってしまいました。
日本人は欧米人と比べ、昔以上に乾燥対策が必要になってきている事を意識しなければなりません。